COLUMN
イギリスインテリアの特徴と作り方!おしゃれな部屋を実現するコーディネート術

2026.08.29デザイン

イギリスインテリアの特徴と作り方!おしゃれな部屋を実現するコーディネート術

イギリスのインテリアの特徴

イギリスインテリアは、長い歴史を持つアンティーク家具と、アースカラーを基調とした深みのある配色を組み合わせることで成立します。
本記事では、イギリスインテリアならではの魅力となる伝統と実用性の融合、代表的な3つのスタイル、具体的なコーディネート手順を順に整理します。

この記事の要約

  • イギリスインテリアはアンティーク家具とアースカラーの組み合わせで構築する
  • オーク材の家具やツイストレッグのデザインが重厚感と温かみをもたらす
  • 部屋の雰囲気に合わせてクラシック、カントリー、モダンの3スタイルから選ぶ
  • ベースカラーにネイビーやグリーンなどの落ち着いた色を採用する
  • ファブリックや間接照明を活用して空間に奥行きを持たせることが効果的

イギリスインテリアは「伝統」と「実用性」の融合が特徴

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イギリスのインテリアは、古いものを大切に修理しながら長く使い続ける文化が根付いています。
実際にイギリスの住宅市場では流通する物件の多くが中古であり、築100年を超える家も現代の生活に合わせて内装を手入れしながら住み継がれることが多いです。

観点結論
ヴィンテージ家具修復を重ねて引き継がれた一点物の家具を活用する
色と素材アースカラーとオーク材の組み合わせで温もりを出す

長く愛着を持てるヴィンテージ家具の活用

イギリスインテリアには、1920年代から1960年代頃に作られた修復可能なヴィンテージ家具を活用します。
ウレタン塗装の現代家具とは異なり、天然のフレンチポリッシュで仕上げられたヴィンテージ家具が持つ、しっとりとした質感が特徴です。
長年使い込まれた傷や色合いの変化が、空間に深い味わいと歴史をもたらします。
すべてをヴィンテージで揃える必要はなく、お気に入りのチェアやチェストを1点取り入れるだけでも、部屋の空気は大きく変わっていきます。

重厚感と温かみを両立する色使いと素材

家具の素材には、硬く彫刻に適したオーク材やウォールナット材がよく用いられます。
こうした木材は使い込むほどに深い飴色へと変化していき、空間全体の重厚感につながる要素です。
また、木材の深いブラウンに対して、壁やファブリックにはグリーンやネイビーといった自然由来の色(アースカラー)を合わせるコーディネートが多く見られます。
暗い色が多すぎると部屋が沈んでしまうため、ラグやクッションに明るめのアイボリーを差し色として挟む手法も一般的です。

イギリスインテリアを代表する3つのスタイル

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イギリスインテリアと一口に言っても、歴史的背景や地域によって複数のデザイン様式が存在します。

スタイル空間の印象
クラシックスタイル彫刻家具や花柄の壁紙を用いた格式高い印象
カントリースタイル自然素材を活かした温もりある田舎風の印象
モダンスタイル伝統家具と現代的なアイテムを組み合わせた洗練された印象

格調高い「クラシックスタイル」

クイーンアン様式やヴィクトリアン様式に代表される、エレガントで格式高いデザインを取り入れます。
猫脚のチェアや、脚がねじれたロープ状の「ツイストレッグ」と呼ばれる装飾が施された家具を配置して、部屋全体の高級感を演出する手法です。
壁面にはダマスク柄や大ぶりの花柄が描かれた輸入壁紙を施工するケースも珍しくありません。
日本の一般的な住宅で実践する場合は、柄物の壁紙を一面だけのアクセントクロスに留めることで、圧迫感を抑えながらクラシカルな美しさを保てます。

田舎の温もりを感じる「カントリースタイル」

イギリスの郊外に見られるような、自然素材を多用した素朴で温かみのある空間を作ります。
あえて節や木目を残したパイン材の家具を中心に据え、コットンやリネンといった天然繊維のファブリックを組み合わせるのが基本です。
チェック柄のクッションやキルトのラグを取り入れると、リラックスできる親しみやすい雰囲気に仕上がります。
さらにドライフラワーや琺瑯(ほうろう)のキッチン雑貨などを生活空間に溶け込ませることで、より田舎らしい自然な温もりが生まれていきます。

現代的な洗練を取り入れた「モダンスタイル」

伝統的なアンティーク家具の要素を残しつつ、現代的な直線デザインや無機質な素材をミックスします。
例えば、100年以上前の重厚なキャビネットの隣に、シンプルなアイアンフレームのチェアを配置するような組み合わせです。
古いものと新しいものが互いを引き立て合い、都市部のマンションでも違和感なく馴染む空間に仕上がります。
すべてを伝統様式で統一するよりも抜け感が生まれ、現代のライフスタイルにも無理なくフィットする点が大きな特徴となっています。

イギリス風の部屋を作る具体的なコーディネート手順

イギリス風な部屋を作る具体的なコーディネート手法

実際に日本の住宅でイギリス風のインテリアを再現する際は、色、主役の家具、小物の順に計画を進めます。

計画の手順判断基準
ベースカラーの選定ネイビー・グリーン・グレーなど彩度を落とした色を選ぶ
家具の配置マントルピースやチェスターフィールドソファを主役にする
装飾の追加クッションや間接照明で部屋全体の奥行きを調整する

ベースカラーはくすみ系の落ち着いた色を選ぶ

部屋の大部分を占める壁紙やカーテンには、彩度を落とした「くすみ系」の色を採用します。
真っ白な壁紙のままではアンティーク家具の重厚感から浮いてしまうため、クラシカルなベージュやライトグレー、スモーキーなグリーンへ変更すると効果的です。
賃貸住宅などで壁紙の変更が難しい場合は、ラグや大きめのカーテンで面積の広い部分にくすみカラーを補います。
壁や床のトーンを落ち着かせることで、主役となる木製家具の存在感が一層際立つようになります。

象徴的な家具を部屋の主役に配置する

イギリスらしさを象徴するフォーカルポイント(視線を集める場所)となる家具を1つ決め、それを中心にレイアウトを組み立てます。
暖炉の枠組みであるマントルピースのレプリカや、ボタン留めと革張りが特徴のチェスターフィールドソファなどは、1つ置くだけで英国の雰囲気を決定づけるアイテムです。
主役の家具が決まれば、周囲に置くサイドテーブルやチェアの素材も自然と定まります。
複数のアンティーク家具を無計画に並べるのではなく、視線が集まるポイントを絞り込むことが美しいレイアウトの鍵となります。

ファブリックや照明で空間に奥行きを持たせる

家具の配置を終えた後は、布製品と照明を使って部屋の雰囲気を調整します。
ウィリアム・モリスに代表されるボタニカル柄のクッションを置いたり、真鍮製のフロアランプで間接的な明かりを足したりして、空間に立体感を持たせる作業です。
天井からの全体照明だけでなく、複数の小さな明かりを散りばめることで、夜のリラックスした時間を演出できます。
布製品の質感と間接照明の陰影が交わることで、イギリスらしい落ち着きと奥行きを持った空間へと昇華していきます。

イギリスインテリアの雰囲気を高めるアイテム選びのポイント

インテリアの完成度を高めるのは、大きな家具だけでなく、ラグやカーテン、小物といった細部のアイテムです。
それぞれの選び方のポイントを知っておくと、より本格的なイギリスらしさが表現できます。

項目ポイント
ラグ・カーテンの選び方タータンチェックやフローラルなど伝統柄のファブリックを選び、ラグは大判、カーテンは床丈の質感素材で統一感を出す
雑貨・小物の取り入れ方アンティーク小物やティーセットなど生活感と品格が共存するアイテムを、飾りすぎず余白を残さないイギリス流バランスで配置
国内ショップ・通販の活用大都市のアンティーク専門店や輸入生地店を活用し、まず小物から揃えて徐々に空間を育てるのが長続きのコツ

空間に統一感をもたらすラグ・カーテンの選び方

ラグとカーテンはインテリアの印象を大きく左右するアイテムです。
イギリスインテリアには、タータンチェックやフローラル柄、ペイズリー柄など伝統的なパターンのファブリックがよく馴染みます。
ラグは部屋の広さに合わせて大判のものを選ぶと、空間全体がまとまりやすくなります。
カーテンはリネンやベルベットなど質感のある素材を選び、床まで届く丈にすることで天井が高く見える効果も期待できます。
柄が主張しすぎる場合は、家具やクッションを無地でまとめてバランスを調整しましょう。

個性と遊び心を加える雑貨・小物の取り入れ方

イギリスインテリアの魅力の一つは、個性的な小物使いにあります。
アンティークのシルバーフレームに入れた写真、ウェッジウッドのティーセット、古地図や植物画のアート、本の背表紙が並ぶブックシェルフなど、生活感と品格を同時に感じさせるアイテムが空間を引き立てます。
「飾りすぎず、でも余白も少ない」独特のバランスがイギリス流です。
フリーマーケットやアンティーク市で見つけた一点物を加えることで、自分だけのストーリーのある部屋になります。

本場の雰囲気を手軽に再現できる国内ショップ・通販の活用

イギリスインテリアのアイテムは、専門店や通販を活用することで国内でも揃えやすくなっています。
アンティーク家具なら、東京・神戸・京都などの大都市にあるアンティーク専門店が充実しています。
ファブリックにこだわるなら輸入生地専門店も選択肢の一つです。
予算や入手難易度を考慮しながら、まずは小物や雑貨など手軽なアイテムから取り入れ、徐々に空間を育てていくアプローチが長続きのコツです。
少しずつ揃えていく過程も、イギリスインテリアの楽しみ方の一つといえます。

まとめ

イギリス風のインテリアを取り入れたリノベーションをお考えの方は、東京のリノベーション会社・Eleanor rambleへご相談ください。電話またはメールフォームにて受け付けており、ワンストップリノベーションをはじめとしたご要望をお気軽にお伝えいただけます。まずは下記のお問い合わせページより、お気軽にご連絡ください。